このところパソコンの納品であちこちへ、そんなある日あるお宅でテレビが新しい機種に入れ替わっていた。6年前の製品だったが、電源が入らなくなったとかで、購入店ではなく某量販店へ修理依頼をしたらしい。通常ならメーカー修理が多いが、ここは下請けの業者が修理を請け負っているようだ。
2回足を運んだが結果直せなくてテレビを引き上げていった。いつものセリフ、修理代が結構かかるので新しいのをどうですかときた。
話を聞いてみると当初1.5万円の見積もりとか。それが3万になり、ディスプレーの交換も必要と、11万掛かるという話にエスカレート。こうなれば当然買換えということになる。6年前の当該機種でディスプレーが悪くなったという事例は知らない。
本来なら少額で修理可能にも拘らず、新しいテレビを買わせるのはよくある話。
問題はこの引き取ったテレビの行方である。リサイクル伝票は発行し費用は取りながらそのまま放置。テレビが中古品としてどこかの店頭にという寸法。
こうした一部の悪徳業者を知らずに利用している店舗、巷では顧客満足度最低と言われていることだけはあるようだ。そのことを知らない人が・・・。
更に修理に2回行ったので出張費を2回分請求。ある業種では治る治らないに関係なく費用を請求するのもあるが、家電の修理で買い替えた製品の修理費用を払えとは聞いたことがない。今ではこんな修理屋もいるのかな。
売上至上主義から見れば修理なんかせずに買い替えをすすめよというのは分からんでもないが。