2019年01月27日

13825kHz CNR1

予定されていた13825kHz、北京送信とされるCNR1のDRM信号が聞こえている。他の周波数同様、ほぼ100%の復調である。11.64kbpsと低いビットレートのモノラル放送である。ID番号は3EAと表示されている。

これでCNR1のDRM放送は同時に7波が出ていることになる。時刻表示は北京時間で、相変わらず0800UTCに日付だけが一日進んでいる。

CNR 1 DRM
6030 2025-1805 43NE,44NW BEI 30 ND
9655 / 13850 2200-1200 43NE,44NW URU 30 98
9870 / 15735 / 17800 0030-1200 43S QIQ 30 225
11695 0100-0900 44S DOF 30 41
13825 0100-0900 44S BEI 30 175
15250 0100-0900 43NE,44NW KUN 30 32
15580 0100-0900 43NE,44NW DOF 30 16


  
Posted by ひろし at 12:51Comments(1)DRM放送

2019年01月16日

中国斉斉哈爾送信所

15日15250kHzの昆明送信のDRMは14日以降ほぼスケジュール通りに送信されている。信号は強く受信状態は良好である。ほぼ全時間100%復調できている。ID番号は2のままである。また0800に日付が進むこともこれまでと変わりはない。

17800/15735/9870kHzは黒竜江省斉斉哈爾2021台から送信されている。ID番号は1を表示している。
チチハル送信所はもっぱらジャミング送信所しかなかったが、10年ほど前に回転式アンテナを輸入して、1㎞程東南の位置に設置している。この時発射されたのが今と同じDRM信号である。当時12080kHzで15分毎交互にDRMとAM放送のCRIの番組を流していた。
今もこのアンテナが使われていると思われる。衛星写真でもそのアンテナをはっきり見ることができる。画面右下。
ジャミング用アンテナは11本のマストに支えられたカーテンアンテナを見ることができる。画面左上部。
送信機建屋の位置は、北緯47度21分28秒、東経124度15分2秒である。
  
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2019年01月13日

15250kHz昆明送信再開

昨日12日は聞こえなかった15250kHzだが、13日日曜日は0100から強力に聞こえている。0210過ぎに停波再び0320から再開、まだまだ安定していない。0557にまた停波してしまった。
こうして0100代以降中国のDRM放送は、
6030、11695、13850、15250、15580、17800kHzの6波が同じCNR1「中国之声」を出している。依然として日付表示が0800UTCに一日先へ進んでしまうのはこれまでと同じ珍現象である。

昆明送信所は衛星写真で見ると、広大な敷地に数多くのカーテンアンテナが設置されているのがわかる。そのカーテンアンテナからの給電線が一か所に集まっているのも確認できる。この場所は、24°52'55.0"N 102°29'45.0"E

送信所の全景。

  
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2019年01月11日

15250kHz DRM

昆明からのDRM放送は開始時間がまた安定していないようだ。15250kHzは9日までIDが11695kHzと同じだったが、10日からID:2に変わっている。
送信時間もばらばらである。さらに11日は15800kHzが0110まで送出されていた。その後0149に15250kHzが開始しているが0200には止まってしまった。しかしまた0239に再開、0900を過ぎても開始したCRIと混信している。DRMのほうがはるかに強く100%ふじゅ長で来ている。
CRIの15250kHzも昆明送信とされるが、数多くあるアンテナ、同じ場所から同じ周波数も送信可能なのだろう。

15250 kHz DRM
January 8 0111-0158, 0322-0720 ID:3E8
January 9 0256-0648 ID:3E8
January 10 0328-0554 ID:2
January 11 0149-0200, 0239:25-0750:40, 0811:20-0921:30, 1100-1226:40, 1230-1300 ID:2

15800 kHz DRM
January 11 0055-0110 ID:2

1月10日からID番号が2に変更されている。

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Posted by ひろし at 18:25Comments(0)DRM放送

2019年01月08日

雲南省昆明からDRM放送

かねてからHFCCにも追加登録された雲南省昆明の安寧市からのDRM放送が1月7日から放送を始めている。0100-0900の放送だが、まだ安定した送信ではない。8日も0158に停波、また0322から再開している。昨日同様早目の停波、0720には聞こえなくなった。
ビットレートは11.46kbpsと低く100%復調できている。ID番号は11695kHzと同じである。受信状態は極めて良好である。
安寧市の短波送信所は広大な敷地に数多くのカーテンアンテナが設置されている。
DRM放送は24°52'34.6"N 102°29'17.0"Eにあるアンテナからと推定される。0900からのCRIと同じアンテナが使用されている。
CRIの500kWに使用されていると思われる巨大アンテナ群は隣接した西側に3㎞にわたって設置されている。24°52'55.0"N 102°29'45.0"Eに、各カーテンアンテナからの給電線が一か所に集まっているのが衛星写真からも見て取れる。

  
Posted by ひろし at 16:49Comments(0)DRM放送