DRM短波デジタル放送の世界

まいしゅうｎ一様日の日本語唯一のDRM放送である。5月11日も1057～1156に12120kHzで良好な受信ができた。先週同様ほぼ100％の復調である。
ここまでクリアーに受信できるとDRM放送も十分実用になる。
5月11日1130の受信評価画面、近隣ノイズで一瞬音飛びはあるが、64QAMでMERが24dBを越える時間が多く、復調率が高い。SN比がいくら高くてもこのMERが19dBを切るとほとんど音声は出なくなるようだ。


夜空をちょっと見たら月の南に火星が輝いている。目を左に移すと、火星ほどの明るさはないが、土星が見える。貧弱な望遠鏡で見たらはっきりと環が見て取れる。ここしばらくは見られそうだ。ただ一面靄が出ており観測日和ではない。きょう11日は土星が「衝」ということで目を休めるために。
  

日本語のDRM放送も毎週放送されるようになり、短波放送もまだまだ楽しみが多い。
そんななか、AIRはあちこちで放送が出ている。新針語なんてここでしか聞かれないDRM放送だろう。このところコンディションも良く結構実用になっているみたい。
しかし実際にはこの放送をインドではどれだけ聞かれているのか全く情報を耳にしない。

大体いつもこんな感じで聞こえている。これは5月9日1400の受信評価画面。
  

ラベル表示が時々テストになったりするAIR、15795kHzなどはたまに送信所表記になる程度。
受信状態がいまいちだった、この15140kHzのロシア語も久しぶりにRUSSIANの表示が出てきた。1700前後が一番良かったかも。それでもたまに音声が出るだけでほとんど無音だ。
ビットレートがこれだけ高くてはいくらモノラル放送でも難しい。復調率に関しては、受信機もさることながらパソコンの動作状態に左右されることのほうが多いようだ。


  

毎週日曜日の日本語放送、しかもDRMで行っているのはこれだけ。4日の12120kHzは強力でこれまでで一番強かったかも。
音声の復調率はほぼ100％いつもこういった状態で受信できれば実用になる放送である。番組の最後では、多くの人たちの支援でこの放送が続けられているとアナウンスしている。放送は1157に終了している。


  

予定通り放送が始まったようだが、いかんせん弱い、1330からDRM信号が出ているがたまにラベル表示が出る程度。それでも1431に一瞬テキストメッセージも表示された。

DRMサミットの放送との告知である。ビットレートも低く時々英語が聞こえる程度。もっともよかったのは1445辺りかもしれない。
  

4月22~24日南ア、南アフリカ放送協会でDRMサミットが開催される。このイベントを記念して、アセンション島中継でBBCWSがDRMで放送される。

アセンションからの電波は日本でもよく聞こえるが、この時間帯はどうだろう。イベント放送は23日2時間で通常のWSをDRMで放送する予定。

BBC World Service English, April 23 2014
1330-1530 21735 ASC 114degrees  

毎週日曜日のお楽しみ、KTWRの日本語DRM放送の出る日である。今日で3回目の放送となるがこれまでで一番コンディションがいいようだ。
1100の放送開始からほぼ100%復調できている。SN比もピークで30dB近くまで来ている。
4月13日、1125の受信評価画面。



約44分間のログを取ってみた。番組は1156に終了、後は無音になってしまった、1157：30に停波した。
>>>>
Dream
Software Version 1.12a
Starttime (UTC) 2014-04-13 11:12:51
Frequency 12120 kHz
Label TWR-GUAM
Bitrate 17.46 kbps
Mode B
Bandwidth 10 kHz

MINUTE SNR SYNC AUDIO TYPE
0000 26 150 1498/10 0
0001 27 150 1488/10 0
0002 26 150 1448/10 0
0003 25 150 1436/10 0
0004 26 150 1460/10 0
0005 23 149 1318/10 0
0006 23 150 1395/10 0
0007 24 150 1458/10 0
0008 25 150 1477/10 0
0009 26 150 1428/10 0
0010 26 149 1431/10 0
0011 23 135 1235/10 0
0012 26 150 1489/10 0
0013 25 150 1462/10 0
0014 22 149 1302/10 0
0015 23 149 1397/10 0
0016 23 149 1327/10 0
0017 22 151 1423/10 0
0018 24 150 1496/10 0
0019 24 150 1463/10 0
0020 24 150 1491/10 0
0021 21 150 1414/10 0
0022 22 150 1482/10 0
0023 22 149 1307/10 0
0024 23 150 1364/10 0
0025 25 149 1338/10 0
0026 23 120 1042/10 0
0027 25 150 1407/10 0
0028 25 150 1478/10 0
0029 22 149 1353/10 0
0030 23 150 1495/10 0
0031 23 150 1415/10 0
0032 20 136 1257/10 0
0033 23 150 1471/10 0
0034 22 118 1045/10 0
0035 20 150 1470/10 0
0036 20 150 1289/10 0
0037 25 150 1499/10 0
0038 19 118 958/10 0
0039 17 127 947/10 0
0040 20 150 1397/10 0
0041 21 149 1200/10 0
0042 18 134 1125/10 0
0043 21 150 1326/10 0
0044 18 84 653/10 0

SNR min: 3.8, max: 28.2
CRC:
<<<<  

「ロシアの声」は主にヨーロッパ向けに長時間DRM放送を行っていた。これらの放送も2014年3月31日を以てすべて終了した。ロシアからのDRM放送はもう聞かれないのか。

アジア向けにもDRM放送はやっていたが周波数が悪く全く受信することができない。しかし30日に周波数変更したことから12035kHzの放送がラベル表示だけは何とか復調できた。

昔15735kHzで受信できたのを除けば、この12035kHzでの受信は最初で最後になってしまった。受信評価画面は30日1355現在だが、31日もほぼ同じような受信状態だった。音声の復調は全くできなかった。


これでDRMの大御所はAIRとルーマニア、NZL、あとBBCがアジア向けにも行っている。
NHK Radio JapanもDRM放送を毎週行っているがヨーロッパ向けのため日本での受信は困難。
日本では、ニュージーランドの放送がいつも良好に受信できる。
  

予定通り今日30日から始まった。信号は極めて強力である。時々ドロップアウトもあるが、ほぼ9割がた復調できている。
ここバラック小屋でも聞こえる強さである。

日曜日の楽しみがまた増えた。初日は1056:45c/on、1157にISが出てすぐ停波した。


DRM放送開始については同局のウェブサイトにも詳しく書かれている。  

3月30日から新しいスケジュールの始まり、その初日、17820kHzでBBCWSがDRM放送を始めた。送信ビームの関係で日本での受信は弱い。
局名表示までで音声の復調はできない0910頃に一瞬音が出た程度。データ放送もあるがこれも復調できない。同じ放送は5845kHzで1400-1800にも行われている。

BBC World Service DRM
0859-1000 17820
1359-1800 5845

このあと1100-1130にはKTWRの日本語DRM放送が12120kHzで出てくる予定。これは日曜日のみの放送である。